素敵!としか言い表すことは難しいですね。
もともと、植物じたいが好きなんです。
植物を愛でるのって、凄く良いことだと思うんです。
心も綺麗になれますし、癒されますからね。
本物だとしても、本物じゃなくても同じですよ。
本物じゃないって…造花か?と思いますよね。
それが違うんですよ、ボタニカルアートも良いんですよ。
吉田桂子のボタニカルアートって、素敵です!
まさに、本物っぽいんですよ。
本物っぽくて、最高なんですよ。
ボタニカルアートを見ていて、私は最初は写真と見間違えてしまったんです。
それだけ、凄いんです!
ボタニカルアートは、知っている人は知っていますが知らない人は初めて耳にしたんではないかと思います。
そのために、まだつい最近できたように思えるかもしれません。
調べてみると、それが違うらしいんです。
日本ではないのですが、古代エジプトだったり中国では昔から描かれていたそうなんです。
普通にアートとして描かれていたわけじゃありませんよ。
使い道としては、薬草か薬草じゃないかを見分けるために描かれていたということらしいのです。
要するに、薬草を知るための図鑑に載せていたようなんです。
それがもともとのボタニカルアート=植物画の原点らしいです。
じゃぁ、なぜ写真撮って図鑑に載せないのか?という疑問も沸いてくるかと思うんです。
その当時ではカメラというものじたいがなかったために、薬草を探すためにいろんなところに植物学者と画家が出向きます。
学者がその植物が薬草かどうかを判別します。
そして、薬草だと言われたものを今度は画家が絵にするんです。
その後、イギリスやフランスなどでも流行することになります。
一方、日本はかなり昔から日本画というものが描かれていました。
歴史もかなりあるために、その中で植物画も平面で描かれていたようなんです。
立体的に描かれるようになったのは、明治時代になってから東大で植物画を教える教室。
そこで、立体的に見えるように描かれるようになったんです。